
太陽技研株式会社
代表取締役 渡邉 仁
代表取締役 渡邉 仁が、当社社員へ宛てたメッセージをご紹介します。
毎月1回、当社にとって、大切なことを伝え続けています。ぜひ、お読みください。
今回はみなさんに重大なお話があります。突然のようですが、今春を以て私は代表取締役を退任いたします。そして、私の所有する株式をすべて株式会社ダイケングループに譲渡いたします。
太陽技研創立53年間の内28年間社長業に努めてまいりましたが、ここ数年は体調が優れず、会社の将来を考えた結果、このような形を選ばせていただきました。私が選定の条件として考えたことが三つあります。
一つ目は、もちろんのことですが従業員を大切にしてくれる会社であること。これは、ダイケンの社長にお会いして確信しました。当たり前の事ですが従業員を大切にしない会社では、ダイケングループのように創業66年は続きません。
二つ目は、ビルメンテナンス業界を理解していること。ダイケングループは、ビルメン業界の黎明期に創業され、現在では北海道から沖縄まで関連会社13社を抱える業界のトップ企業です。事業の根幹は同質ですので、営業面、労務管理面、現在の人手不足の問題など考える所は一緒です。
三つ目は、シナジー(相乗効果)が効くこと。やはり、1+1=2では企業が一緒になる意味はあまりありません。現在、当社の営業エリアは一都三県です。しかし、昔の紹介営業と異なり、現在の営業の主力はホームページです。その効果によって、関東全域はもちろんのこと、東海地方から山梨等まで当社の営業依頼は広がっています。これまではお断りせざるを得ない案件も、今後はダイケングループというバックボーンが出来ることで、ボーダーレスに受託できることでしょう。いろいろと考え抜いた結果、最も良い選択肢だと確信しています。就業規則も社名も変わりません。変わるのは、唯一社長の私だけです。しかし、ダイケングループの要望もあり、出来る限り私「渡邉 仁」には残って欲しいと言われておりますので、急にいなくなるわけではありませんのでご安心ください。
ご理解ご協力よろしくお願いします。2020年2月から新型コロナの感染対策や防災対策に関連したことを当社のホームページの中で毎月発信してきました。いろいろな情報を提供する以上、人より正確な知識や経験を積まなければと思い、「感染制御衛生管理士」や「防災士」の資格を取得しました。ついでに調理師まで取ってしまいましたが。
今後は、みなさん自身で感染対策、防災対策を考えて実行していただき、自分や大切な家族を守ってください。
そして、これをもって社長としての最後のマンスリーレターといたします。
長い間ありがとうございました。
昨年の2月は本当に暖かい1ヶ月でしたが、今年は厳しい寒さが続いており、逆に「温暖化にブレーキがかかったのかな?」なぞと勝手に安心してしまう私です。
さて、以前にも紹介しましたが、今が蝋梅の一番の見頃です。花の形や色も品がいいのですが、何と言っても香りです。花の香りは種々それぞれいい香りがしますが、私の一番好きな香りはダントツで蝋梅です。みなさんの地元近くにも蝋梅園は必ずありますので、ご覧になっていない方は一度、桜ならぬ蝋梅の花見に行って見てください。ところで、先月の27日にフジテレビが10時間30分という前代未聞の記者会見(どうやら世界第2位の長さらしい)を開きました。私自身、詳細は存じ上げませんが、スポンサーを含めた視聴者等がフジテレビの体質や構造などに不信感を持ち、改めるまで広告差し替えを続けるような様相です。私が若い頃は、視聴率三冠王など勢いのいい印象しか残っていませんでしたが…(栄枯盛衰ですかね)。
私も毎週日曜日の午前中は、フジテレビの番組を3本観るのが日課です。1月26日(日)もルーチンのように3本を視聴したのですが、途中から心の中に妙な違和感を覚え始めました。
原因は、繰り返される「ACジャパン」のCMでした。東日本大震災の時期に繰り返し流されたACジャパンのCMが、「パブロフの犬」のように反射的に、私を暗い気持ちの方へ引きずり込んだのでしょう。傍観者の私ですらこのような感情を持つわけで、被災した当事者のみなさま方はどのような気持ちで見ているのか想像ができません。さらに遡り、災害直後の被災者のみなさんの心理状態はどうだったのか、あるいはどう回復していったのか、その心理経過を調べてみました。一般的に、被災者の方の心理状態は4段階に変化するそうです。
【1】最初の数日は、茫然自失期にあたり、誰しもショックで消極的、抑うつ的な気分が続きます。
【2】次に被害の回復に向かい、一丸となって積極的な気分になるハネムーン期です。一見、元気に見えますが生活ストレスは増大しています。
【3】混乱が収まり始め、被災者の間に被害や復旧の格差が出始め、無力感、疲労感、虚脱感、怒り、うつ症状などが出る幻滅期に入ります。
【4】最終段階は、復旧が進むことで生活のめどがつき始め、現状を受け入れ、気分が安定し、将来のことを考えられるようになるそうです。
幻滅期にPTSD(心的外傷後ストレス障害)に陥りやすいので、その際は我慢せず専門のカウンセラーに相談することが大切だそうです。まもなく、春がやって来ます。
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代表取締役 渡邉 仁
今年は、昨年とは異なり穏やかな正月で幕開けしました。また、年末年始と土日の組み合わせによって、9連休を取れた人もいたことと思います。例年、我が家の正月は、我々夫婦と娘のファミリー3組総勢14名が集まるのですが、今年は長女ファミリーが年末年始をハワイで過ごしたため、10名の正月となりました。十分な人数だと思われるかもしれませんが、料理人の私としては、いまいち料理作りに気合の入らない正月でした。
さて、帰国後の長女にハワイの話を聞いてみたところ、ニュース等で見聞きしたとおり、小さな丼(ポキ丼)1杯が2,000~3,000円したそうで、何から何まで高くて驚いたそうです。あとは「ハワイ→正月→芸能人」と連想させられるとおり、堺雅人・菅野美穂夫妻、ナイナイ岡村ファミリー、山ピーこと山下智久などが同じ飛行機に同乗していたそうです。やっぱりハワイですね…。
ところで、今月の17日で阪神淡路大震災から30年が経過しました。当時38歳だった私には最大級の衝撃でした。高速道路などの橋脚は崩れ、ピサの斜塔のように斜めになったビル群、神戸や芦屋などで起こる液状化現象など、初めて見た光景でした。犠牲になった方々の多くは火災によるものだったそうです。火災の火種は電気によるもので、ガスや石油からの出火の4倍弱に当たる61%を占めていたそうです。震災があった場合、避難時には家のブレーカーを全部切るか、感震ブレーカーを設置するかして、自宅の「火災を防ぐ」対策が必要だと思います。
万一出火した場合、火が小さいうちは消火活動を行い、消火しきれずに炎が天井まで届いたときは、消火をあきらめて避難するべきだと言わせています。初期消火の際は、家庭用消火器を使うのがベストの選択だそうです。
また、初期消火でやってはいけないことは次のとおりです。
① 調理中の油に引火した際、水をかける。
→ 火が大きく広がるため、消火器の使用が必須です。② 電源プラグやコンセントから出火した際、すぐに水をかける。
→ 水をかけるのは、ブレーカーを落としてからにしてください。③ 電子レンジ庫内で出火した際、すぐ扉を開ける。
→ プラグをコンセントから抜いてから、消火器で消してください。④ ビルやマンションの火災の時に、エレベーターで避難する。
→ 閉じ込められる恐れがあるため、絶対に使用しないでください。⑤ 天井まで燃えている状態で、消火を試みる。
→ 深追いは、絶対にしないでください。
上記のように、自宅での初期消火には、消火器を使用してください。自身の命を守るために、ぜひご家庭に常備してください。
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代表取締役 渡邉 仁
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日常清掃は各清掃物件によって異なりますので、詳細はお客様とお打合せの上、決定いたします。
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